君の名は。感想~にかいめ!ネタバレ上等【ネタバレあり】
本日は年休消化のため休み。
で、午前中も早くに家事というか家の掃除が終わったので、
メンズデーを活かして「君の名は。」の2回め鑑賞へ。
前のエントリにも書いたとおり小説版を読んでの鑑賞ということもあり、
2回目でも、いやむしろ小説版のモノローグも頭に入っていたからか、
今回のほうが感情にくるものがあった。
1回目に比べていろいろなことに気づけたので、
ネタバレを全く気にせずここに記しておく。
大半はtwitter上で既に誰かに語られているんだろうけど。
……ので、まだ観てない人は回れ右。
早く観てきなさい、損はないから。
ということで、ネタバレガンガン入る。
【オープニング】
もう結末が分かっているからか、オープニングからグッと来る。
まだ逢えてない、ふたり。
そして落ちる流星のシーン、確かに、糸守の町には明かりが点いている。
【三葉の座り方】
校庭脇での弁当のシーン。
後で三葉in瀧へスカート注意をうながすところがあるけど、
テッシーの前でその座り方はどうよ、中身見えるぞ。
【奉納の舞】
口噛み酒の奉納の舞。
三葉と四葉の二人で踊っているのだけど、
よく見ると完全なシンクロでなく、
ほんの少しだけ四葉が遅れているように見える。
そして、たまに姉の方に目が行く作画。
まだ四葉が舞を覚えたてで、見ながら合わせながら、というところなのだろう。
こまっしゃくれているがコドモはコドモなのだ。
【入れ替わっているときの二人】
ふたりのモノローグでお互いの普段は自己申告ベースというのが分かる。
だから、三葉in瀧は自分の髪の結い方を知らず、ポニーテールになるし、
瀧in三葉は瀧が組紐をたまにお守りで付けているということを知らない。
【見事なスピンからのワンハンドシュート】
どうやら瀧が元バスケ部だからということらしいけど、
スピンで相手をかわしてのワンハンドシュートは見事の一言。
そして着地の瞬間の乳揺れのこだわり。
【タバコを吸う奥寺先輩】
これはtwitter上で誰かが言っていたけど、
タバコ辞めていた→昔吸っていた→昔の男に教わってそう、
というのは確かにその通りだけど、
瀧in三葉のおかげで少し憎からぬ感じになっていた年下のオトコノコが、
自分の手から離れてく寂しさを埋めてるんだろうな、感がちょっとせつない。
【カタワレ時の邂逅】
もう、この映画の中でも指折りに三葉が可愛いシーン。
そして、17歳のふたりが出逢えた唯一の時間でもある。
まさに逢魔が刻。
本来けして出会うことの出来ないものに出会う時間。
【髪飾りの三葉】
髪型とカチューシャチックな髪飾りから、
涼宮ハルヒと似ているというつぶやきを見たんだけども、
むしろアイマスの腐った事務員さんこと音無小鳥さんの方に似てるよな、
と思ったけれどもどうか。
【書きたかった言葉】
「お互いの名前を書いておこう」と言ったシーン。
結局瀧の書いた言葉は自分の名前ではなかったわけだが、
三葉が瀧の手のひらに書こうとした文字。
前半に瀧in三葉が書いた自分の名前はひらがなで「みつは」。
でも、あそこで途中まで書いたのは明らかに「みつは」の「み」には長すぎる横棒。
そこから書こうとしていた、短いことば。
……なんのことはない、瀧も三葉も、自分の伝えたい事しか書くつもりはなかったのだ。
【君の、名前は。】
あの言葉で〆るべきだし、そうでなかったらこれほど受け入れられはしなかっただろう。
あそこでエピローグを何も入れなかったのも英断で、
1.「魂のどこかでつながってる二人がイチから関係を作っていくよ」派、
2.「名前を呼び合った瞬間に全部思い出す奇跡発動だよ」派、
3.「結局他人として過ごすよ、現実は非情だよ」派
まで妄想は自由自在なのである。
個人的には1でも2でもとてもよい具合であるが。
【というわけで…】
大人のオタクはすぐにこういうのを買っちゃうわけだ。
あとはスピンオフの小説版だな!
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