fool's paradise ~愚者の楽園~

蹴球や籠球や野球や色々な記事を徒然に書き綴ったりメモったり。

プロフィール

Nacky

Author:Nacky
中とも呼ばれる。

Nackyは名古屋の
スポーツチームを
応援しています。

最近は蹴球(赤鯱)と籠球。

トップ絵はヨメである
いしだりえの絵を拝借。
僕がモデルではないのだが、
似すぎw

もはやメインとも言える、
Twitterアカウントはこちら。
メイン(蹴球野球漫アゲ)
競馬専用
興味があればどうぞ。

Twilog

Nacky(中昇)のアカウントのtwilog。

カレンダー

02 | 2014/03 | 04
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

タグcloud

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

一歩前へ【鯱】

2014/03/25 11:50

【Preview】
ミッドウィークのナビスコ杯を超若手布陣で戦い、勝ち点と引き換えに若手のモチベーションと経験を手に入れた名古屋。休養十分の主力をリーグに送り出し、3連勝を狙う。対する神戸は昨年まで名古屋の最終ラインを固めた増川が凱旋。J2降格を経てポゼッションへ舵を切ったチームは前節を勝利して意気揚々。

【System】
<Grampus>:4-4-2
GK:楢崎
DF:刀根/大武/闘莉王/本多
MF:枝村/磯村/ダニルソン/小川
FW:玉田/ケネディ
気管支の不調による体調不良で田鍋がメンバーを外れた。
代役はナビスコに出ていた森かと目されていたが、守備面を考慮してか刀根を起用。
<Vissell>:4-2-3-1
GK:山本
DF:奥井/岩波/増川/茂木
MF:シンプリシオ/チョン ウヨン/森岡/小川/ペドロ ジュニオール
FW:マルキーニョス
森岡をトップ下に据えた4-5-1。

【Game】
昨季に比べてCBやCHから中央を縦パスで狙うことが多い名古屋の攻め。
それだけ昨季よりもパスを引き出す動きの共通認識が出来ている証明ではあるのだが、まだチャレンジの段階である以上ミスも付いて回る。
また今季は今までよりもDFライ
ンが比較的高く保たれる守備戦術となっており、
縦に速い攻撃をいかに防いでいくのかも一つの焦点と言える。
その脆さが如実に出てしまったのが前半8分の失点シーン。
大武の縦パスを後ろ向きで受けた磯村がキープしきれずにボールを失うと、
そのボールを受けた森岡→ペドロジュニオールと渡ったボールをあっという間にゴールに流し込まれた。
前述の名古屋の戦術の分析からシンプリシオとウヨンが執拗にCHに入る楔のパスに圧力をかけ続けていたこと、
そしてそこから速い攻めに転じることでラインの高さと闘莉王の機動力のなさという泣き所を綺麗に突かれた失点である。
さて、中央の圧力が強いこととそれがそのまま失点リスクとなることを理解した名古屋の攻めは早々にサイドを利用したものに切り替わる。
中央真ん中を厚くした分CBに比較的圧力がかかりにくいことを利用し、
闘莉王→左サイドの奥の方、というフィードを高精度で供給。
これをケネディや小川が上手く収めることで左サイドから押し返すことに成功。
シンプリシオやウヨンをカバーに引っ張り出すことで、中央の圧力
を分散する狙いに出る。
この闘莉王→小川のラインがつながったのが前半16分。
パスをインターセプトした闘莉王が左サイドの小川に正確なフィードを送り、玉田→ケネディとつなぐ。
右サイドでタメを作ったケネディは中央に走りこんできた磯村へ優しいパスを出すと、
一閃した右足から放たれたミドルは山本海人の右手をかすめてゴールの枠に収まり、早くも同点とした。
その後も闘莉王のフィードを活かして相手右サイドからバランスを崩すことに成功した名古屋だったが、
神戸も最後のところで大きく守備を崩されることはなく、
また名古屋も神戸のポゼッションからの流れには崩されることなく対応し、
試合は均衡。前半を1-1で終えた。

後半早々のケネディが得たPKを山本海人に阻まれるとさらに均衡の色は濃くなる。
お互いがお互いのポゼッションでは崩し切れない中、
西野監督はナビスコ杯でいい動きを見せた望月をピッチに送り出してリズムを変えようとするが果たせず、
お互いに若干脚が止まり始めて間延びした展開になる。

そして、ここでピッチへ送り出された松田がその能力を
十全に発揮してみせた。
やや神戸が前がかったタイミングのスローインをケネディが小川に落とすと、
前に走りこんでスピードに乗った松田の足許に素晴らしいスルーパスを送り込む。
スピードを落とすことなくドリブルでゴールに向かった松田はキックフェイントで岩波を振り払って切り返すと左脚で冷静にゴールを捉え、勝ち越し。
その後の神戸の攻撃を跳ね返した名古屋が3連勝を果たした。

【Impression】
得点シーンこそカウンターからの流れとなったが、
個人的にはそれよりむしろ最初の失点で相手に中央のパスを読まれてると見るや
即座にサイドへのフィードを活かした攻撃に切り替えて主導権を取り返したことが印象に残った。

田鍋の代わりに入った刀根についてはやや足元の技術には不安が残ったが、
スピードとフィジカルを活かした守りで相手の右サイドを封鎖。
使われ方にもよるだろうが、貢献できるところを見せたと言っていいのではないだろうか。

[短評] 
楢崎:PJの膝が入ったのは災難でした。 
刀根:守備的に入るなら十分穴埋めできるところを見せた。 
闘莉王:マーク
が薄かったのでフィードをやりたい放題。いつもより戻りも早かった。 
大武:チャレンジは大事だけど、縦を入れるタイミングはまだ精査必要。 
本多:脚を痛めてるのが気がかりだけど、頑張ってた。 
小川:2点目のときのスルーパスもだけど、見えないところでも相当効いてる。 
ダニルソン:今年はチームとして上手くいってるためかカバー範囲の広さ他いいとこが出てる。 
磯村:ああいうとこで点を取れるのがいいところ。 
枝村:良く動いてはいたけど、今日はちょっと目立たなかったかな。 
玉田:ケネディとは良い距離感。後半はバテたかな。 
ケネディ:全体として動きはキレてる。PKについてはこんな日もあるよね、と。 
望月:サイドでどうこうの選手ではないし本人も内に入りたがっててちょっと混乱していた。ボランチで見たいけど。 
松田:この人が岡崎みたいになってくれたら今年は結構いいところまで行けるんじゃないかと。 
中村:スイッチですから。 
西野監督:バイタルをしっかり埋めて、ラインを高くさせてるだけでも鯱目線では名監督。
スポンサーサイト

fool's Paradise articlesTB:0CM:0

未来への投資【鯱】

2014/03/21 21:55

【Preview】
今年からA契約が6人以上いれば良くなったJリーグ及びナビスコ杯でのベストメンバー規定。
それを活かすも殺すも監督の腕次第。
ベテランの疲労を懸念するチームあり、結果の出ていないチームの熟成を狙うチームあり。
各チームの采配やいかに。

【System】
:4-4-2
GK楢崎以外を大幅入れ替え。
DFは左から佐藤、牟田、大武、森
ボランチに田口と望月、SHに矢田と松田。
FWに永井と矢野。平均年齢は23歳台!

:3-4-2-1
GK岡、3バックに山本、青山、佐々木。
WB左に元グランパスの阿部、右に福田。
ボランチにマルキーニョス・パラナと新井、2シャドーに水野とクリスティアーノ。
1トップにベテラン盛田。
こちらはリーグで未勝利のためチーム状態の向上を優先。

【Impression】
時間が経っているので感想のみ。
グランパス目線で見た内容的には「あらゆるところで若さが目立った試合」だった。
それは悪い意味ばかりではなく、いい意味でも。
ショートパスをつないでつないで、
積極的に縦にもボールを入れながらゴールに迫ろうというチームの意志ははっきりしており、
ベテランよりも背負うものが少なく怖さを知らない分より大胆な試みが多かった。
それは大半は甲府のDFによって絡め取られ、
時には致命的なピンチを招くことすらあったが、
理想とするサッカーがはっきり見えるという意味ではリーグに出ている主力以上かもしれない。
ただし、その理想を体現するには技術も共通認識もまだまだ不足している、というのが正直なところ。
そして不足しているのはそれだけではない。
経験であり、失ったボールへの責任感や執念のようなものもまだまだ不十分であったと思える。
それが如実に現れたのが失点シーン。
右サイドバックの森の軽いプレーからゴールに近い位置でボールを失うと、
3人居た守備は誰も寄せきれずに強いシュートを打たせる始末。
この他にもクリスティアーノには何本も枠に強いシュートを打たれており、
この辺りの危機管理を誰が号令をもってやらせるのか、
その辺りは若いとはいえCB二人の課題となったといえるだろう。
とはいえ、この若いチームが目指したサッカーはここ何年もなかった野心的で魅力的なもの。
カップ戦の予選突破を考えるならば次は流石に主力も交えてくるだろうが、
何人かが見せた煌めきが今後大きな輝きとなることを祈りたいところだ。

 [短評]
 楢崎:一人で3~4点分防いでいた。やはり神。
 佐藤:前半やや不安定だったが慣れて良くなった。左足のキックはなかなか良いね。
 牟田:悪くなかったが大武に比べると慌てる上軽いのが今の序列の原因かと。
 大武:フィールドプレーヤーでは誰よりも落ち着いていた件。
 森:失点シーン含め守備が軽すぎ。ただ攻撃でのチャレンジ精神は評価したい。這い上がれ。
 矢田:目立たないところで走り回って頑張ったが、インパクトは少なかった。
 田口:場数が違う分さすがの落ち着きだったが、もっと出来るはず。
 望月:長短織り交ぜたパスを意欲的に供給。スルッと間に入るドリブルもあり、面白いプレーをしていた。
 松田:よく動いていたが、あのチャンスを決めきれるかがレギュラーへの分水嶺。岡崎になってほしいの。
 矢野:いつも通り頑張ってはいた、があのメンバーならそれ以上を望みたいのだ。
 永井:小器用なワンタッチパスも見せていたが、繋ぐサッカーで活きない感がひしひしと。
 小屋松:間違いなく逸材だけど、パワーで潰されるようではまだまだ。
 青木:この日一番目を引いたのは間違いなくこの選手。入ったら全く違ったリズムになった。
 杉森:あれだけボールを触りにこれるというだけで十分すごい。
 西野監督:この試合の評価は後にならないとわからないが、このメンバーを送り出したこと自体が狡猾。

さあ、休んだ以上主力には日曜に頑張っていただかないと。

サッカーブログ 名古屋グランパスエイト
↑せっかくなんでクリックよろしくです!
グランパス サッカー
fool's Paradise articlesTB:0CM:0

千載一遇【鯱】

2014/03/19 21:03

後半60分からしか見られなかったので感想のみ。

[impression]
TVを付けた瞬間の予想では3-1くらいで負けていると思っていたので、
0-0で驚いたというのが正直なところ。
程なくして矢野のサイドアタックからケネディの頭で先制点が生まれる。

その後はほとんどの時間を自陣に籠って過ごす形だったが、
工藤の抜け出しを楢崎がストップした場面以外はヒヤリとするようなシーンも少なく、
うまく逃げきれてしまった。

前半は名古屋が良かったようなのでなんだが、
柏の前線のフィットしてなさがむしろ気になるような内容。

ただ、ほうぼうで言われている通りこの日はセカンドボールへの寄せがはやく、
またこまめなラインコントロールも集中が切れなかった。
それを試合終盤まで続けられたのが最大の収穫だと思う。
グランパス サッカー 2014グランパス戦
fool's Paradise articlesTB:0CM:0

はじめの一歩【鯱】

2014/03/13 13:48

【Preview】
結果は逆転負けながら、一定の手ごたえを残した開幕戦。
選手も監督も結果は残念だが良い感触も残したと同じ方向を向いたコメントだった。
同じく新たに大熊監督を迎え、開幕戦で敗戦を喫した大宮アルディージャ。
新監督に勝ち点3をプレゼントできるのはどちらか。

【System】
<Grampus>:4-4-2
GKは不動の守護神楢崎。DF左から本多・闘莉王・大武・田鍋。
中盤は小川・ダニルソン・磯村・枝村。
トップは玉田とケネディ。
前節と全く同じ構成は手ごたえ故か。
:4-4-2
GK清水、DF左から村上・高橋・菊池・今井。
中盤の底に片岡・金澤、サイドの右に家長、左に渡邊。
ツートップにラドンチッチとズラタン。
ハイタワーとフリーマン、良く似た組み合わせ。

【Game】
グランパス目線で行くと、前半は前節よりも抑え気味かつ守備的な立ち上がりとなった。
前節にフワッと立ち上がって失点したことが頭にあったのだろう。
守備で集中して立ち上がることを重点に置いた慎重な運び方だったように思う。
ただし、それでもラインは大きく下げないのは今年の特長かも。
一方の大宮はラインを低めにとって堅実にブロックを作る、
グランパスを上回る守備的な構え。
サイドの選手もある程度内に絞ることで密度を高め、
磯村ら中央から縦に入るクサビのボールを絡め取ることにはある程度成功していた。
しかし、絡め取ってからのスピードがなかなか上がらず速い攻めにつながらないため、
なかなか決定的な場面を作ることができずにいた。
そんな中違いを見せていたのが家長で、右サイドを主戦場としつつも前線の
あらゆるところに顔を出し、局地的な有利を演出。
ただ、最後のところのひとつ前でグラ守備陣が奮闘し、シュートまでは許さない。
グランパスもボックス内での決定的なチャンスを作ることが出来ず、
数本のミドルを浴びせたに留まり、前半を終えた。

ハーフタイムの「もっとランニングプレーでエリアに侵入を」という西野監督の指示。
ブロックが組みあがった状態ではなかなか果たせなかったが、
今季のグランパスのもう一つの特長である攻守の切り替えの速さがその指示を結実させる。
特に強烈な運動量でボールを刈り取りまくっていたダニルソンのプレスから
徐々にサイドを崩し始めると、一転して行った早い中央からの攻撃。
ケネディがハーフライン近いところでボールを保持すると、
斜めに飛び出した玉田に見事なスルーパスが飛び出し、
玉田の技ありのワンタッチプレー。
初めてまともにボックス内を攻略した流れで先制ゴールをたたき出した。
前節脚が止まった反省か、ここで中盤を入れ替えたチームはさらに
コーナーの流れからの小川のロングカウンターで追加点。
これで楽に試合が…と思いきや、直後にCK崩れの流れからで失点を喫すると
運動量がガタッと低下。大宮のごり押しパワープレイにさらされ続け、
ひたすら耐えしのぐ時間が続く。
ラストプレーは完全にやられた形だったが、辛くもオフサイドにひっかけ事なきを得ると、
歓喜のホイッスル。新体制待望の勝ち点3を手に入れた。

【Impression】
最後のプレーのオフサイドの判定についてはもちろん線審がどう見たかは分からないんだけど、
ビデオを見る限りで行くと
「実際に折り返した長谷川はオンサイド、田鍋の進路を塞ぎつつボールに触りに行った菊池がオフサイド」
ということだったのではないかと思っている。
どちらにせよ最終局面に至るまでの間最終ラインは上手くラインを上げていたし、
集中を切らさなかったのは称賛に値する。
攻撃については引いてブロックを作る相手の崩しはまだまだな印象。
また、大宮が縦に遅いチームだから助かったけど、
川崎とかのように縦に速いチーム相手で同じことやったらカウンターで3点くらいは失うんではなかろうか。
そういう意味ではまだまだの部分も大きいのだけど、開幕戦よりも良くなった部分も多かったのも事実。
特に両サイドバックの若手二人は前節よりも明らかに用心深く集中できていて、
なおかつ田鍋は縦への良い突破も見せていた。
ずっと同じようにはいかないだろうが、先が楽しみだ。

 [短評]
 楢崎:
 本多:
 闘莉王:
 大武:
 田鍋:
 小川:
 ダニルソン:
 磯村:
 枝村:
 玉田:
 ケネディ:
 田口:
 永井:
 中村:
 西野監督:
グランパス サッカー 2014グランパス戦
fool's Paradise articlesTB:0CM:0

Football New Year!!【鯱】

2014/03/03 17:44

随分ご無沙汰となってしまった。
新年はサッカーシーズンの始まりのことだったんや!
ということでこれから頑張って更新します、たぶん。

【Preview】
昨年のピクシー退任から西野監督就任、そしてその前後に行われた高額年俸のベテラン選手の整理。
本年のグランパスの陣容はずいぶん様変わりした。
結果として若返りを果たした半面で特に最終ラインにおいて大変経験の面で心もとない陣容となっている。
また、最終ラインの特に本職のサイドバックの不足をカバーすべく取り組んだ3バックシステムも
キャンプ途中のタイのチーム相手にも機能せず、結局4バックに戻す決断をしている。
その後のFC岐阜との練習試合(非公開)も不調に終わり仕上がりへの不安を残す中、
ホームの豊田スタジアムへ清水エスパルスを迎えての開幕戦。
期待半分不安半分どころか期待3割不安7割といったイメージだが、どのような戦いを見せてくれるのか。

【System】
<Grampus>:4-4-2
 GKは不動の守護神楢崎。DF左から本多・闘莉王・大武・田鍋という若い面子。
 中盤は小川・ダニルソン・磯村・枝村。
 トップは玉田とケネディ。この形の時の玉田はフリーマンなので、数字では表しづらい。
<S-Puls>:4-2-3-1
 GK櫛引、DF左から河井・ヨンアピン・平岡・吉田。
 中盤の底に杉山・竹内、前に高木俊・ノヴァコヴィッチ・大前。
 ワントップに長沢の形。
 こちらはノヴァコヴィッチがバイタルから最前線にかけて柔軟なポジショニング。

【Game】
 前半最初の15分は清水の流れ。
 相変わらず出だしでふわっと入る名古屋相手に中盤の頑張りで主導権を握り、経験不足のDFライン、
 田鍋の中途半端なクリアを拾ったクロスを長澤が落として高木俊がダイレクトで突き刺し先制。
 これ以外にもバイタルに陣取るノヴァコヴィッチが浮く形が散見され、
 場合によってはもっとやられていてもおかしくない時間帯であった。
 この状況を覆したのが小川と枝村のサイドでの献身的な動き。
 特に縦が上手く入らなかった時のセカンドボールや取られた瞬間の寄せのスピードが抜群で、
 不安定なSBをカバーするために走り回りつつ、ボールを奪えばすぐ攻めに転じていた。
 西野監督の「SHやSBが上がった裏を使う」という指示でいいフィードがCBから出たこともあり、
 徐々に若いSB二人も立ち直り、清水のサイドを低い位置へ押し込め始める。
 また、この日のグランパスの昨年との大きな違いはボールを奪ってからのタテへの速さ。
 切り替えの速度が段違いで、マイボールと見るやあっという間に3~4人がゴールに向かって走り、
 相手にショートカウンターになるようなプレスの余地を与えない。
 この動きが結果的に磯村の動きを容易にすることにつながり、また全体の運動量も上がって、
 昨年よりも良い距離感で遥かに流動的な攻撃が出来ていた。
 それがある意味で花開いたのが同点ゴールと言えるだろう。
 またセットからの流れを高さでもぎ取った2点目は「ツインタワーを目がけたサイドアタック」を
 旗印に掲げた清水に対して高さの活かし方で一日の長を見せつけたようにも思う。

 良い流れで前半を終え、後半最初の15分はやや膠着気味の流れ。
 お互いに決定機を迎えるも決めきれず。
 ここで先に動いた清水ゴトピ監督の「SHに村田投入」の一手とそこへの対応の遅れがこの試合の分水嶺となった。
 フレッシュでタテへのスピードに優れた村田の仕掛けにより、
 エスパルスはサイドの押し合いの主導権を取り返すことに成功。
 前半の混乱を乗り越えて躍動し始めていた若いSB二人と豊富な運動量でそのサポートをしていた
 SHの二人に疲れが見え始め、前半15分くらいまでと同じようなシーンが連続することとなる。
 それでもギリギリのところで我慢している中CKを守るゾーンのギャップを突かれて失点すると、
 そこで糸が切れたのか再度中途半端なクリアからのクロスをノヴァコヴィッチに叩き込まれて逆転を許す。
 その後フレッシュな選手を入れて巻き返しを図るも機能せず、最後のパワープレイも散発に終わり勝負あり。

【Impression】
 ホームでの2-3という敗戦、しかも逆転負け。
 それでも「戦前に抱いていた期待と不安の比率が引っくり返る」程度には手ごたえのあるゲームだったように思う。
 特にゲームを通してその意思が感じられた「攻守の切り替えを速く」というのは
 昨年のチームには全くなかった(あったかもしれないがフィジカルと年齢の問題から出来なかった)もの。
 今後それを指向したいんと思われる適度な距離感でのショートパスによる崩しも
 相互理解が既に済んでいる玉田小川辺りが中心ではあったが既に昨年よりも多く出てきている。
 さらに、それらの攻めが手詰まりになった時のCBのフィードについても
 大武がチャレンジできるところを見せ(ミスはあったが)、昨年よりもかなりいい状態にできそうだ。
 問題は守備面で、単純ミスが発端だった失点シーンよりもむしろ危ない形で崩されたことが多い方が今後怖い。
 またこれだけの切り替えの速さで90分戦おうとするのであれば交代選手がクオリティを落とさないことも重要だが、
 そういう意味では今回交代で入った三人は全く役目を果たせていなかったように思う。
 特にSHは消耗の面で言ってもこのままでは厳しい。出てこい若手、である。
 [短評]
 楢崎:流石というシーンも多かったが、ノヴァコヴィッチのあれは止めてほしかったな、と。
 本多:守備では本職らしさも見せたが、まだプレーごとの出来不出来大きく。
 闘莉王:得点シーンは流石の一言だけど、3失点では満足できない。
 大武:闘莉王に叱られてもめげずにチャレンジ。繋がる弾き方とかは既に増川より上。
 田鍋:前へ仕掛けられる時間は見るべきもの有り。守備は日々勉強。
 小川:最後は疲労からか失点につながるミスがあったが、後半途中までの攻守の献身性は特筆すべき。
 ダニルソン:途中からノヴァコヴィッチのバイタルでの動きを上手く消していた。攻撃面はお察し。
 磯村:スタミナ切れまでは良いコンダクターぶりを見せていた。
 枝村:小川と同じく献身的に走り回ってチームを支えた。恩返しゴールは次に取っておこう。
 玉田:トップ起用で気分よく動けていた。サイドからのボールへの飛び込みは決めたかった。
 ケネディ:流石のランドマークぶり。腰が気になるから酷使したくないが。
 松田:特長出せなかった。
 永井:良くないところだけが出ていた感。
 田口:ボールの捌き方が若干雑だったのが気にかかる。
 西野監督:ご本人も認めていたが、交代に若干後手を踏んだよね。でもやりたいことは出てた。
グランパス サッカー 2014グランパス戦
fool's Paradise articlesTB:0CM:0

FC2カウンター

ブログ内検索

ランキングバナー

にほんブログ村 サッカーブログ 名古屋グランパスエイトへ
にほんブログ村 その他スポーツブログ Fイーグルス名古屋へ
にほんブログ村 その他スポーツブログ 名古屋ダイヤモンドドルフィンズへ

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

Copyright(C) 2006 fool's paradise ~愚者の楽園~ All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.