【バスケ】孤高のチャレンジの終焉

田臥がリンク栃木に入団＝日本人初のＮＢＡ選手－バスケットボール　日本選手として初めて米プロバスケットボール協会（ＮＢＡ）でプレーした田臥勇太（２７）が、日本リーグ（ＪＢＬ）の栃木に入団することが３１日、発表された。既に代理人を通して２年契約のサインを結んでおり、９月２日に都内などで本人が記者会見する予定。
　秋田・能代工高出の田臥は、２００３年にトヨタ自動車を退団し、０４年にＮＢＡのサンズで４試合に出場。その後は昨季まで下部組織のＮＢＡデベロップメントリーグ（ＮＢＡＤＬ）でプレーしていた。
　栃木は９月２６日に開幕するＪＢＬに新たに加入。能代工高で田臥を指導した加藤三彦氏が指揮を執っている。（了）
（2008/08/31-13:10）
時事通信より引用

初の日本人ＮＢＡプレイヤー、田臥。
彼のアメリカへの挑戦は、おそらく事実上終わりを告げた。
日本人に立つことは出来ないと言われてきたあのコートに立った、
そのことだけでも彼は偉大な先駆者だと言っていいと思う。

だが、下部組織でひたすらチャレンジを続けること５年余り。
年齢も２７歳となると、さらに若い選手にチャンスが集まり、
サイズ、得点力にアドバンテージのない彼には厳しい状況となっていた。
そこに能代工業時代の恩師からの声がかかり、入団。
おそらくはそんな背景なのだろう。

世界選手権、五輪と日本代表の活動を全て蹴ってまでこだわり続けた最高峰リーグへの挑戦。
その財産を彼が日本でどう生かし、どう伝えていくのか。
彼の日本での活躍に注目してみたい。

それにしても、ＪＢＬかあ…
ドルフィンズ戦なら見にいけるかしら。