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闘鷲降臨~罠にかかる、食い破る(18-19GAME10~11)#FE名古屋

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ものの見事に罠にかかった1戦目と、運よく食い破れた2戦目と。

 ここまで9連勝中だった信州の本拠地に乗り込んだこのゲーム。待っていたのは強度を増した信州のトラップディフェンスの洗礼だった。昨年よりも圧力強く、かつ明確に狙いどころを決め、マクヘンリーのサイズと機動力をフルに活かしたトラップにこの日のFE名古屋のハンドラー陣は策もなくハマりこみ、ゲームを通して20ものターンオーバーを記録。そのターンオーバー後の失点が23、速攻での失点が13、FGを打った本数の差が13本と考えると、どれだけやられたかが分かろうものだ。
 また、この川辺ACのツイートにもあった通り、マーシャルのインサイドも止める手立てに乏しく、相手は速攻とインサイドという確実性の高い方法で加点を繰り返す一方、FE名古屋はリズムのいい攻撃を繰り出すことができず、手も足も出ない惨敗、となってしまった。

 前日はトラップディフェンスに対抗できなかったFEのハンドラー陣。点差のほとんどはその分なので、とりあえずそこが是正されないと話にならない。果たしてどうなるかと眺めていたが、前日よりも球離れよく、相手のダブルチームの出方を見ながら攻撃ができていたこと、また相手のシュートがリングに嫌われていたこともあり、前半は少量ながらリードをとって展開する。
 3Qも一進一退の攻防が続く中、先行したのは信州。3Qラスト3分を石川の3Pなどで11-4のランで差を広げて終了。しかし、その中で、リバウンドを争ったジョシュとマーシャルが交錯し、マーシャルが負傷(ジョシュには肘が入った危険なプレーとしてアンスポ適用)というアクシデントが起こる。のみならず、マクヘンリーも何かのアクシデントか、4Q頭に何かを訴えると裏に引っ込んでしまい、信州は想定外のオンザコート0での戦いを余儀なくされてしまう。
 負けている側としてはそこで容赦をするわけにはいかない。休憩なしでジョシュジーを投入したインサイドアタックでオフィシャルタイムアウト時には逆転。その後再逆転を許すも、野﨑のドライブや外国籍ふたりのマクヘンリーが戻ってきた信州に再逆転を許すも、野﨑のドライブや外国籍ふたりの身体を張った活躍でもういちど逆転して押し切り、貴重な勝ち星を手にした。

【ダックイン?ダッグイン?】
 上に書いた川辺ACのツイートは
という内容だったのだけど、初心者には聞きなれないかもしれない用語が出てきたので、ひとつ解説を入れておきたい。
 川辺ACは「ダックイン」と書いていたけど、おそらく正確に記述するなら「Dug in=ダッグイン」というのが正しいのだと思う。これは直訳すると「掘って入れる」となり、もともとは「掘った塹壕の中に戦車や砲を配置し、相手の攻撃を受けにくくして一方的に攻撃しようという戦術」のことを指すらしいのだけど、バスケに転じてみるとインサイドを掘る、つまり、リングの直近で面を取って、そのままシュートを打つようにするというプレーになる。
 実はこのプレー、FE名古屋がジーをうまく使えているときにはよく見るプレーでもある。ただ、負けた初戦はジーがインサイドでマーシャルにパワー負けをして背中で押し込まれ、そのまま決められるシーンが非常に多かった。本来ストロングポイントとなるべきところでお株を奪われるかのようにやられた、ということが敗因の一つだった、と川辺ACは考えたのだろうし、実際にその通りのように見えた。
 今のFE名古屋については、あそこでジーがやられる事態というのはあまり想定していない構造だというのが正直なところだと思う。今回のやられ方を見ても、ジーとマーシャルのパワーバランスは4:6でマーシャル、だったように思うのだけど、次までにどのように対策を考えるのか、首脳陣の手腕に注目したいところだ。
 ちなみに、「ダックイン」と言われると、「あひるの空」で誤認があった表現のアレになる。今回のFEがやられてたのはそういうのではなかったと思う。多分。
(追記)
 なんてことを書いていたら、川辺ACにこんなお返事をいただいた。

 「Duck in」なんですということで、こういうのを見つけてきたのでみんな見てみてねっと。
 
 ダックインとダッグイン、近くて遠い概念ぽい。勉強になった。
 確かにこれ、マーシャルにさんざんやられてたね。

【信頼か、信用か】
 今期のレギュレーションだと外国籍選手にプレイングタイムが偏りがち、というのは少し前に書いたけれど、調べてみたらB2だと10人も平均35分超えの出場時間の外国籍選手がいた。一番長いのは青森のルッソの38分。ちなみに、FE名古屋ではジョシュの35.8分が最長だった。そして、今各地区2位以内にいるチームに目を向けてみると、そのジョシュ以外に平均出場時間が35分を超えている選手はいない。それくらい負担がかかっている状態と言っても過言ではないだろう。
 このジョシュのプレイングタイムの長期化や、第4Qに出場する選手が極めて偏っているあたり、信頼されている選手と信頼されていない選手の差が顕著なのだろうな、というのが今のFE名古屋の首脳陣の選手起用への感想だ。結果として、信州戦ではジョシュ、ジー、エドが休みなしの40分出場、出場した選手はわずか8人、という状況まで来てしまった。
 もちろん「使われなかった選手に対する信頼がない」といってしまえばそれまでだし、B2優勝という目標に向けて一つも負けたくないというのはあるのかもしれないけど、何となく目の前の勝ちを拾うことに汲々としているようにも映って、このペースで走り切れるのかなんとも心もとない。「信頼」が出来なくとも、勇気をもって「信じて用いる」ことで、プレーできる選手を増やさないと、B2優勝以前に息切れを起こしてしまうのでは、という危うさを感じてしまう、ここのところの選手起用
であった。
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