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闘鷲降臨~構造上の問題(18-19GAME23~24)#FE名古屋

結果として勝てないのは仕方ないとして、少なくとも現状あんまり打てる手がないのが頭が痛い。そんな敗戦。

 
 試合としては、最後までランダルを止める手立てが打てなかったね、という内容。まあ、それに限らず相手のロングミドルが10/15入っている状態だとなかなか勝つのは難しい。攻撃は悪くはなかったけど(88点取ってるし)、やはり茨城に比べると「一生懸命取っている」感が否めない。そんな差。

【Game2 FE名古屋85 -98 茨城】
 「さすがに昨日ほど相手のシュートも入らないだろうと思っていたら昨日以上に入ったでござる」の巻。茨城はバプティストが始終イライラしていて結果ファウルアウトしたところを、ジャーラと久保田が身体を張ってカバー。ランダルにフォワードとしての役割に専念させられるのは大きい。茨城の戦力的な懐の深さを感じさせる一戦だった。それにしても、群馬の時に比べるとジャーラは格段に良くなってて驚いた。彼が普段は10分ちょっと場をつなぎ、ファウルトラブルなどの緊急時にこれだけやってくれるなら、選手のローテーションはとても楽だろう。

【FE名古屋が守備面で抱える構造上の問題】
 現在のFE名古屋の守備は、二つのアキレス腱を抱えている状態だ。一つは、このブログでも繰り返し書いているが、ジーの機動力のなさ。前節の金沢戦はボウルズにそこを突かれた形でもあるし、今節はどちらかというと相手のドライブへのヘルプや、ローテーションに間に合わない、という問題が出ていた。

 もう一つが、サイズの問題。現在のFE名古屋で、渡邉HCがもっとも好んで使うラインナップは、兒玉166㎝、エド173cm、杉本182cm、ジョシュ208cm、ジー214cm。今回の対戦相手の茨城の平尾178cm、福澤176cmのコンビもガードとしては決して大きくはないが、さらに小さい。そして残りの真庭が193cmと大きいこと、ランダルとバプティスト(ラマートも)が外のシュート力を持つこと。さらに、FE名古屋の守り方が、カバー&ローテを多用するやり方であること。これらが結果として、「大きい外の選手に小さい選手が遅れてシュートチェックに行くのでプレッシャーがかけられない」「大きい選手が抜かれるのを警戒してクローズアウトできずにシュートを打たれる」というやられ方につながっているのである。

 それでも、ノーマークのシュートをある程度外してくれる相手なら守れることも多いのだけど、さすがにB1を目指すチームのシュートのクオリティ、しかも前半ひたすら気分良く打たせて感覚をつかんだ後では、運よく落としてもらうということもそうそう望みづらい。その結果が、2試合計26/45と58%の高率で3Pを決められるのみならず、効率の悪いはずのペイント外ジャンプシュートすら57%の確率で決められるという、シューター天国の状況を生み出してしまったと言えるだろう。

  今節はどちらかというとジョシュのところの方が相対的には穴になっていたと思うが、得点を取られる負けパターンとして、「外国籍選手が局地戦で弱点を突かれてズレを突かれる」→「そのカバーのために日本人がヘルプ&カバーに走り回り、マークがずれる」→「マークがずれ続けるうちに、ゴール下に穴が開くか、外のシューターが楽にシュートを打てるだけの余裕を作られる」という状況はもはや見慣れたものになっているというのが正直なところだ。このレベルでシュートが入るのは上位4~5チームだけ、という向きもあろうが、B2を勝ち抜いて上位に行くことが目的である以上、その4~5チームに勝つことが出来なければ目標達成もおぼつかないわけで、ここをいかに改善していくのか。

 とはいえ、ここの部分は結局のところ「サイズが小さい選手が速く動いてもボールよりは遅い」ことを考えても現メンバーで完璧な対策を行うことは望みづらく、やはり「エドと兒玉を並べなくて済む構成」、簡単に言うとサイズアップを志して採用した新人二人の成長以外には処方箋はないのかもしれない。今節の出番の時のプレーを見ても守備の意識はまだまだ、と言ったところだが、彼らの成長がそのままチーム力になる。後半に向けて、彼らの成長をどう促すかは注目したい。
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