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闘鷲降臨~並べれば良いというものでもない(18-19GAME40-41)#FE名古屋

シェリフ・ソウの帰化の帰化登録が完了した最初の週。
その使い方やいかに。


 序盤こそ相手ペースで推移したが、後半は守備のギアを入れ替えると相手が我慢できずに失速し、最後はガベッジタイムを設ける余裕で完勝。

 徹底してペースを落とした相手に愛想よく付き合った結果残り1分までリードを許し、結局のところ勝ち星を掠め取られたでござるの巻。

【タイムマネジメントの行方】
 1試合目→20分55秒
 2試合目→32分33秒

 この数字だけで、何を表すかすぐわかった人はすごい。パッと思い浮かばなかった方は少し考えてみてほしい。
 

 

 

 

 (考え中)

 

 

 

 

 (考え中)

 

 

 

 

 

 解答は「ジージョシュシェリフが同時にコートに立っていた時間」である。正解の方おめでとう。賞品はありません。
 これが何を表すかと言えば、シンプルに「3人同時にコートに投入することが有効とは限らない」ということではないだろうか。ちなみにこの間のスコアという観点で切り分けると、

<1試合目>
WithGJC→44-35 other→38-32
<2試合目>
WithGJC→62-53 other→4-15

 この数字だけ見ると3人使うことに理がありそうに見えてしまうけど、2試合目の3Q4Qは3人全員を10分すべて出場させてそれぞれ21-21、17-16とまるっきりアドバンテージを得られていない状況だ。
 勝っている状況で膠着状態を作れれば試合に勝ち切れる、のであればこの采配に理もある。ただ、追いかけて追い越さなければいけない立場から、膠着状態を打破するための一手が求められるところで、入力されたコマンドが「我慢」→「我慢」→「我慢」では、コート上で起こっている事象は見えていますか?それに対する手札を増やす努力はされていますか?と質問をぶつけたくもなる、というのが正直なところ。それを聞いてくれる立場のマスコミが存在しないのはまったくもって残念だ。

【GJCの使い方・実践編】

 では、実際にFEにおいてGJCの併用が何をもたらすのか。今節でそのあたりはだいぶ明らかになった、と思う。大体想像できたことでもあるけれど。並べてみるとこんな感じだ。

 相手の外国籍の枚数に関わらず、どこかで必ず高さとフィジカルのミスマッチを発生させられる。当たり前の話ではあるが。ただやってみてわかったのは、相手がゾーンだとムービングしながらでもミスマッチが発生しまくるのでハイ&ローやロー&ローでのイージーバスケの発生頻度がえぐい。一方で、相手がマンツーだとその効きがさほどでもない。相手の守備位置が固定されない分、ヘルプとローテが容易だからだろう。

 守備のローテが正しく機能しているときは、リム周りの守備は恐ろしく固い。相手外国籍が頑張って1on1でチャンスを作ってもカバーに2人が飛んでくる、という構造なので、リムの真下で100%ポジション負けしました、でなければ相手がゴール下でイージーバスケをとるのは難しい。なお外してくれた後のリバウンドの確保は別問題である模様。

 自然と相手の守り方が内寄りになる。相手はサイズを活かしたイージーバスケをやられたくないので、自然と外が空きがちになる。そこで外のシュートが入っていればいいんだけど、そういうロングミドルや3Pはリズムが悪い時は入らないものでもあり。。3人並べてもオフェンスリバウンドはさほど増えたわけではないので、外が続いて単調になるシーンが目立つ。

 どちらかというとシェリフの特性からくるものもあるのだろうけど、やはり守備においてのポジショニングの甘さは目立っていて、ヘルプ&カバーでローテを続けていくとそこで穴が開くことは多い。その穴がコーナー3Pだったりするので頭を抱えたくなる。

 ジョシュが消える。消える理由は多分、3人揃うとムービングする要素が減って固定砲台化するからだと思われる。ゾーンならそれでも機能していたけど、相手がマンツーだとジョシュがシュートチャンスをつかむタイミングも稀になってしまう。

 並べてみると、良いことばかりじゃないけど悪いことばかりでもない、という感じ。アドバンテージの最大化にはもう少しばかり時間と経験が必要になりそうだけど、今シーズン終了に間に合うのでしょうかね。
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