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闘鷲降臨~大人の階段のぼる(18-19GAME50-51)#FE名古屋

まあ、ウチはシンデレラではないので、幸せ=勝利は自分の足で掴み取らねばならないわけですけれども。

【Game1 FE名古屋 71-63 金沢】
https://stats.basketballnavi.com/box_score.pl?game_id=201832448

前節、群馬相手に痛恨の連敗を喫したFE名古屋。さらに泣き面にハチ、シェリフもどこかを痛めたのか欠場。どこかしら重い雰囲気と、金沢の「速いペースにはしない」という明確な意思を持ったゲーム運びでもって、なかなかペースが上がらない重いゲームとなった。

最終的には野﨑のミスで詰められた点差を野﨑が3Pをねじ込んで逃げ切った、という形だったわけだが、その野﨑含めたベンチプレイヤーたちの奮闘がキーポイントだったと言えるかもしれない。FEのベンチポイント17に対し、金沢のベンチポイントは6とその層の厚さは歴然。特に、やや高さと幅に乏しい金沢に対して、3番に坂本を当ててインサイドを攻めさせた采配に、坂本が応えきったのが大きかった。

ペースを上げたいのはやまやま、でも相手と状況では上手く上げられないこともある。そんな時に後手を踏むとアウェイ香川の2戦目みたいな惨事になってしまうわけだけども、この日についてはチーム全体が実に粘り強かった。スカッとする勝利ではないけど、チームが一つ大人の階段を上った、そんな勝利だったような気がする。

【Game2 FE名古屋 91-82 金沢】
https://stats.basketballnavi.com/box_score.pl?game_id=201832456

 前日の試合の得点が伸びなかったことにはもう一つ理由があって、3Pが少なかったこと。Game1の試投数はわずか13と、今季ここまでの3P平均試投数19.7と比較してもいかにも少ない。これは今節の会場がDIADRAアリーナという、普段の開場よりも非常に大きい会場だったことが要因としてありそうだ。シューターにとって、リングとその周りがどのように見えるかはシュートの感覚と切り離せない要素だ。普段はリング後方があまり広くない会場で行うことが多いFEの選手としては、リング後方が広いDIADRAでのシューティングは少し戸惑いが大きいだろう。実際ちらっと聞いた話では、某選手が「感覚が合わない」とボヤいていたそうだ。そんなこともあっての前日の少なめの試投数である。これが1日目の試合、その後の練習を経て、振る舞いがどう変わってくるかに注目だった。

 結論から言うと、2日目の方がシュートタッチは遥かに良くなっていた。ただ、それは金沢の選手も同様だった。特にリード、ボウルズの両外国籍選手は2人合わせてFGが19/24。シュートを打たれればほとんど決められる、という状況が続き、終始リードをとるも途中ひっくり返される展開となる。ただ、この日は前日とは違った意味で粘り強かった。特に素晴らしかったのはギャレット・スタツ。この日は終始落ち着いてプレーし、シュートタッチも素晴らしいもの。35P17R、3P3/3はセンターとしてはこれ以上も止められない数字だろう。彼も含めこの日の3Pは10/16と60%を超える確率となり、勝利の大きな要因となった。

【サイボーグセンターG】
 大きな身体、イマイチ器用さに欠く手先、軽やかには動けない機動力。日本においてもポジションレス化、コートを広く使うバスケットボールが浸透し始めている今日において、ギャレット・スタツはなかなかに厳しい立場に置かれているとも言える。特に前半戦ではチーム全体がジーのインサイドに頼り、それが結果としてジーがゴール下に居座ってアタックを阻害するという悪循環を生むことが多かったわけだが、後半戦にかけて彼のプレーはほんの少しずつだが変貌を遂げつつある。

 その内容は、以前よりもローポストで背中を向けたもらい方の比率が減り、ハイポストでボールをもらってリングに正対する形のオフェンスが増えたことだ。そして、本人はかなり普段から練習しているのだろう、ペイント外でフリーでボールをもらった際のジャンプシュート、ともすれば3Pシュートを打つことも選択肢に入るようになってきた。機動力がなければシュートを打てばコートを広く使えるじゃないか、と、そういうことなのだろう。そして、マッチアップする相手が常に機動力が自慢というわけでもない。そのシュートにつり出された相手外国籍選手をカウンタードライブでかわしてフィニッシュ、という形も時折見せるようになってきている。

 機動力に欠く己の弱点を正面から見据えたうえで、それをいかにカバーするか。そのために武器を増やす努力は、少しずつ実を結びつつあるのかもしれない。今季どうなるか、来季どうなるかは何もわからないけれども、変わろうとする意志は尊敬に値する、そんな日曜日のプレーぶりだった。

【本日のタイムマネジメント】
 怪我人が出て苦しかったが、それでも日曜日はジョシュに2分だけでも休みを与えた。これはとても明るい兆し。シェリフや高村の怪我が軽ければいいのだけど。
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