fool's paradise ~愚者の楽園~

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闘鷲降臨~2017-18シーズン前半戦レビュー チーム編 #FE名古屋

2018/01/19 08:52

 チームの分析に移る前に。
 昨日チームからこんな発表がなされた。
 契約解除を惜しむ声、そしてこれまでの活躍に感謝する声も大きいが、ブースターはおおむね冷静に受け止めている模様。
 選手編その1にも書いたが、チームで無二の仕事ができるが時折驚くほど集中力を欠いてチームの脚を引っ張る選手でもあり、主力としてインサイドを張らなければいけない外国籍選手がこのクリアランスのなさでは困るよなあ、という思いもあったのは事実。
 また、ここまで28試合で貯金は4と、中地区が混戦でなかったらとっくにプレーオフが怪しくなっている成績なのも間違いなく、テコ入れを図る上での入れ替えという意図なら理解はしやすい。
 もちろんハーブさん側にいい契約の話が舞い込んだという可能性もあるのだけれど。
 ともあれ、後半戦に向けて大きなカードを切ったわけで、チームの昇格に対する強い意志の現れだとポジティブにとらえたい。
 ハーブさんについてはあの信州戦の大逆転劇の口火を切った二つのバスカンは一生語り継いでいくべきものだと思う。
 本当にありがとう、貴方に幸あれ。

 さて。
 オールスターブレイク前の28試合を終えたFE名古屋。
 今回は、現時点でのチームの数字と昨シーズンのチームの数字、および実際にゲームを見た印象をもとにチームがどう変わったのかについて考察してみたい。
 なお、単純に平均を比較しても見えにくいので、17-18シーズンの平均、勝利時平均、敗戦時平均、をそれぞれ16-17シーズンと比較する形にしている。

<基本的な数字>
平均得点失点 

 平均得点は低下し、平均失点は上昇。
 昨シーズンより勝率が落ちていることを考えれば当然の結果である。
 勝ち負けそれぞれで比較してみると、平均失点は勝ち負け関係なく増えているが、得点は勝っている時が減少、負けている時は増加しており、昨
年よりも得点が全然取れない敗戦は減っていると思われる。
 ペースの値は昨年よりも低下。
 愛媛みたいなチームとやって、しかもチーム自体も機動力を活かして、と考えててこれはどうしたことか、というのはまた後ほど。

<FG%・得点比率関連>
FG.png 
得点比率 
 攻撃面では、3PFG%、FG%、FT%すべてが上昇。
 特筆すべきは負けた試合での3PFG%が昨年に比べて7.9%も上昇しているということで、今年の外のシュート力の充実がうかがえると同時に、昨年の負けパターンはどんだけシュートが入らなかったのかと思わされる数字である。
 攻撃での得点比率と合わせて見ると、

・外国籍選手の入れ替えに伴いミドルの比率が上昇
・ガード陣のアタック回数が増えたことを反映してFTの得点比率が上昇

ということが言えるのではないだろうか。
oFG.png 
敵得点比率 
 一方相手のFG%に目を移すと、特に負けている時は相手に非常に確率良くFGを決められているが、実際のところ相手の3PFG%は勝ちでも負けでも昨年と比べて大きな変動はなく若干悪くなっている程度と考えると、2PFGを守れていないことになる。
 その観点で相手の得点比率を眺めてみると、3Pによる得点・ミドルによる得点・セカンドチャンスからの得点→減少、ペイント内での得点・フリースローによる得点・速攻の得点→増加という形であることが分かる。
 相手のFG%の推移と併せて見ると、

・3Pシュートは昨年より厳しく守り、打たれる本数が減っている
・ペイント内でやられる比率が上がっている。理由は
 ①ソロモン退団に伴うリムプロテクションの低下
 ②攻撃時のターンオーバー増加に伴い速攻をやられている
 の2つが大きな要因となっていると思われる。
・相手セカンドチャンスポイントは減少。ディフェンスのリバウンド意識は昨年より高い。

といったところが見えてくる。

<リバウンド・アシスト・ターンオーバー>
リバウンドアシスト 

 リバウンドの指標、オフェンスリバウンド比率を攻守で見てみると、攻撃面では勝ちゲームで現状維持、負けゲームでは昨年よりも大きく比率が低下。
 インサイドの選手がオフェンスリバウンドで頑張ることは今年のチームでは必須ということだろう。
 一方守備面では、勝ちであれ負けであれ比率は軒並み低下しており、昨年課題だった「ディフェンスリバウンドが確保できない」問題については改善の兆しが伺える。
 とはいえ、試合の中でフッっと気が抜けて相手にとられ続けるという試合もちょこちょこ見かけるので、いかに継続してやっていくのか。
 「リバウンドを確保するまでがディフェンスです!」である。

 アシストについてはリーグ全体のアシスト計上の方針というか定義が変わったのか、B1B2問わず各チーム数字が平均4~5個分アップしているため、昨年との比較はあまり意味をなさないかもしれない。

 ターンオーバーについては比率がかなり上がっており、慣れない攻撃の方針でまだミスも多く出ているところが伺える。
 おそらく、この数字がそのまま速攻による失点やペイント内の失点の増加にもつながっていると思われ、自滅を防ぐという意味でも改善したいところだ。
 一方守備で相手のターンオーバーを誘発することも今シーズンは増えており、積極的にプレッシャーをかける守備は一定の成功を収めているとも言えるだろう。
 ただし、それにつれてファウルが増えており、相手に与えるフリースローが増えているのも事実で、いかにプレッシャーと与えるファウルのバランスをとっていくのかは1点を争うゲームの成否がそのまま天国と地獄を分けそうな今シーズン、さらに重要性を増していきそうだ。
闘鷲降臨 Bリーグ ファイティングイーグルス バスケ
fool's Paradise articlesTB:0CM:0

晴考雨読~読書メモ#001『鷲は舞い降りた』

2018/01/18 08:03

 年始に目標として掲げた「週1冊の読書」だが、1冊目の消化に思いのほか時間がかかってしまった。


 フレーズとしての「鷲は舞い降りた」「The Eagle Has Landed」はスポーツだったり創作だったりのシーンで良く目にしていたのだけど、由来となったこの小説自体を読んだり、見たり(この小説を原作として映画化されている)ということはまだなかった。
 昨年からBリーグを見るようになって、応援し始めたチームが「ファイティングイーグルス名古屋」と鷲を関するチームだったことで、そこに引っかけた応援のフレーズでもないかと考えていたところ、記憶のひだから呼び起されたのがこのフレーズであり、43年前刊行の古典ではあるけれ
どもこれを機に読んでみようか……と文庫本を手に取り購入したのが昨年の夏。
 その後完全に積んでしまっていたのだが、今回の目標を掲げたことを機にようやく読み始めることとなった。

 物語の筋立てとしては、作者本人がイギリスの片田舎に調べもので訪れ、意外なものを発見したことから始まった調査を物語として語るという体で行われていて、そのメインとなるのが「ひょんなことからイギリスのチャーチル首相がノーフォークの片田舎を訪れることを突き止めた大戦時の
ドイツ帝国によるチャーチル誘拐作戦の顛末」ということになる。
 他の方も書かれているが、もうこの時点で作品としては「失敗するものたちの物語」であることはほぼ確定しているわけで、微に入り細を穿つように作戦が準備される中、十分に作戦を成し遂げられそうに思える主人公たちがいかにして運命と思惑と他者の愚かさに翻弄されていくか、という
ところが見どころとなっていた。
 ストーリーを描いていく中で結末が決まっているとなると、結末が決まっていないという部分で引っ張るのは困難だし、それが必ず失敗するとなると、どのように盛り上げていくのか、どのように描いていくのか非常に気になったのだけど、最終的なオチの付け方も見事で、この作品が日本においてもいろいろなところに影響したという話もなるほどと思わせる面白さだった。

 それは戦記物を書く小説家が揃って固めの翻訳チックな文体を使っている、という部分もそうなのだろうし、ストーリーという意味でもそうだろう。
 読み終わってから、主人公のシュタイナ中佐というあたりで「ポケットの中の戦争?」という風に思っていたけれどそれもやはり当たりで、目的となるものをガンダムに、狂言回しをアルという少年に置き換えつつ、末期戦を戦うドイツが乾坤一擲で行った特殊作戦はやはり戦争全体から見てみれば何の意味もなかったのだ、というところをジオンに置き換えてガンダムで作ったのが「ガンダム0080 ポケットの中の戦争」なのだという見方があるらしい。
 実際に僕もこちらを読んでみて同様の感想を抱いたし、ポケ戦をして「鷲は舞い降りたのパクり」と言い放つ人間がいるのもわからんことではないなあ、という気もしている。

 ちなみに僕がこの作品を読んで抱いた一番の感想は「現場を把握できていない権力者が現場の細部に思いつきで口を出してその体現を強要した場合、そのプロジェクトは大抵そこから崩壊するよね、日本だけかと思ってたけど欧米でもあるあるなんだね」というものであった。

 にしても、「The Eagle Has Landed」はなかなか象徴的で良いフレーズだと思う。
 ファイティングイーグルスの応援に、ダンマクのフレーズとして、少し改造して使ってみたいな、そんな風に考えている。
読書メモ
fool's Paradise articlesTB:0CM:0

闘鷲降臨~2017-18シーズン前半戦レビュー 選手編その2 #FE名古屋

2018/01/17 10:07


前半28試合を終えたFE名古屋各選手についての雑感、続き。

凡例:G→出場試合、MP→平均出場時間、PTS→平均得点、TRB→平均総リバウンド、AST→平均アシスト、STL→平均スティール、Blk→平均ブロック、TOV→平均ターンオーバー、PF→平均ファウル

[15]シェリフ・ソウ
0G
 シーズン前の練習試合ではSFとして起用され、動ける3.5番として今年はブレイクできそうと期待をしていたのだが、最初の4試合を帯同せず、待っていたのは髄膜炎で長期離脱、そしてインジャリーリスト入りというチーム発表だった。
 加療期間の長さからしてもかなり重い状態だったようで心配な部分も大きかったが、最近のホームの試合やチームスタッフの練習中の写真を見ていると徐々にトレーニングは積んでいるようで、ひとまずは安心と言ったところだろう。
 後述のロドニー・カーニーの再加入の経緯から言っても今季の復帰はなさそうで残念ではあるが、9か月かけて前よりも強くなって戻ってきてくれると信じている。

[16]坂本 健
26G 8.6MP 2.8P 0.8TRB
 B1含めBリーグでも指折りの身体能力の持ち主で、今季もそれを活かして外国籍選手と互角にぶつかり合うなど、他の選手にはできない仕事が出来ている。
 その反面、シュートレンジが狭いことがポジショニングにも影響しがちで、攻撃時の適切なスペーシングにはかなり苦労している印象を受ける。
 ポジションどりや1on1の駆け引きでも相手に出し抜かれることも多く、「スポーツにおいて正直は美徳ではない」を体現してしまっている状況。
 コート外では今までのようにいい人でいていただきたいものだが、コート上ではもっと人が悪くなってもいい。
 闘争心がないわけではなく、いい意味でスイッチが入れば素晴らしい動きが出来る選手。
 そういう動きを1試合続けて、後半戦では是非MVPインタビューを受けてほしいところだ。
 え?フリースロー?あんなものはおまけですよ、えらいひとにはそれがわからんのです。

[18]飛田 浩明
 28G 21.6MP 6.6PTS 2.9TRB
 今シーズン東京エクセレンスから加入したシューターで、昨年のチームに少なかった飛び道具として期待が集まっていたが、現状アジャストにやや苦労している姿がうかがえる。
 そうなっている理由は恐らくFE名古屋がかなり足を使ったカバー&ローテの守備を徹底しているところで、他の似たサイズの選手に比べて相対的に機動力が劣るところがネックとなってしまっているからだろう。
 また今期はウイングの選手と言えどもハンドラーとしてボールを運び、リングにアタックを求められることも多く、彼が最も得意とするキャッチ&シュートでの3Pはなかなかお目にかかれていないのも間違いない。
 守備面でも攻撃面でも、かなり足を使わされた状態で自慢の長距離砲の威力を発揮しなければいけない状況はシューターとしてかなり厳しく、心中察するに余りある部分はあるが、ここを乗り越えればまた一段上の選手になれること請け合いで、後半の躍進に期待したいところだ。

[24]ジョシュ・ホーキンソン
 28G 27.4MP 15.5PTS 9.4TRB
 この夏にワシントン州立大を卒業して加わったルーキー外国籍選手。
 事前に見たフルゲームの映像とシーズンスタッツを見て想像していた通り、シュートが上手くリバウンドに強い選手ではあったが、想像より遥かに真面目で我慢強い選手でもあり、序盤戦はその能力をフルに発揮してチームの勝利に大いに貢献していた。
 ものすごい機動力があるわけではないが広いシュートレンジと堅実なハンドリングで攻守ともにプレーエリアは広く、またターンオーバーも少ない。
 序盤戦は3Pレンジのシュートがやや合わず苦労していたが少しずつ入るようにもなってきており、パワーで上回る相手への対処がもう少し出来るようになってこればB1でも十分やっていけるビッグマンに成長するだろう。
 正直なところ「この真面目さのひとかけらでもハーブさんにあれば…」と思わずにいられないが、一緒に上がっていきたいと思わせる選手だ。
 ちなみに、パパさんも家族も実に陽気。また休みを取って来日して、息子の雄姿を見守ってあげてほしい。

[25]ロドニー・カーニー
 22G 11.7MP 5.9PTS 2.6TRB
 日本在住の魂の弟シェリフの病気というピンチに駆けつけた漢の中の漢。
 今シーズンについてはそれだけで十分な感すらある。
 今シーズンは外国籍選手のタイムシェアリングがインサイドの選手中心ということもあって、昨シーズンほどの数字のインパクトはないものの、オープンコートやディフェンスにズレが出来た時の突破力とフィニッシュ力にはいささかの衰えもない。
 一方3Pについては昨年よりも波が大きくて精度も下がっている。
 相手がインサイド専任の選手を使ってきた時にぶつけられる選手でもないというところでやや時間が制限されていて、長い時間出場してリズムを作りたいタイプに見受けられる彼にとっては我慢が求められることも多そうだが、後半戦の躍進に向けては彼の爆発も必要不可欠。
 そして何より、NBAで300試合近く出ていた選手をこれだけ間近で見られるのは貴重な経験ということを心に、活躍を目に焼き付けたい。


[26]神津 祥平
 28G 14.3MP 6.7PTS 2.0TRB
 キャプテンの座を伊藤大に、11番を杉本に譲って心機一転の今シーズン。
 チーム側の攻撃に関わる方針も少し変わったこともあり、外寄りから中に切り込んで行く4番的なポジションで扱われることが増えているが、新しい攻撃のやり方がなじみ切っていないシーンも散見される中で彼が昨年同様の形でFGをねじ込み、FTをもらって沈めるという得点が勝利の可能性を繋ぎ止めることが多く、昨年よりもむしろ印象的な活躍をしているように思う。
 その一方でスピードのあるフォワードを相手にするには機動力が心もとないのも事実で、実際によりスピードがあってフィジカルにも屈しない愛媛の笠原のような選手には苦労させられていた。
 今シーズンも手を広げて審判にアピールし、コミュニケーションをとる姿は散見されるものの昨シーズンよりは集中を切らす姿は減っている。(というか、切れるか切れる前に替えられているとも言う)
 なんのかんの言われてもそういう姿込みで愛されているキャラクターである。
 がんばれ神津さん。
 たくさん神津コールさせてくれ。

[42]伊藤 大和
 5G 5.5PTS 2.2TRB 1.6AST
 2017年のインカレで関東の強豪を打ち破った中京大学の主力として、ベスト8進出に貢献し、特別指定選手として登録された。
 最初の3試合ほどは特に攻撃面では借りてきた猫のようなソロっとしたプレーぶりで、ベンチを離れた壁際でフロントの方に説教を食らうような状況だったが、年末の愛媛遠征では開き直れたのか積極的にシュートを打つシーンが増え、チームの勝利に貢献できていた。
 攻撃面では、まだ1on1のところで相手プレッシャーへの対処の部分でやや弱い部分があるが、その一方で少しでも圧力が弱まったときのシュートのキレは十分以上というところも見せ、得点が取れて周りに活かされることもできるハンドラーとして先が楽しみな素材というところを伺わせた。
 その一方、守備面については自分より小さくて速い相手にも苦労せずついていく機動力とサイズを活かしたブロックやスティールを何度となく見せており、現時点でも十分プロに通用している。
 体重70kgが示す通りまだまだ線が細く、それゆえに攻守で苦労する場面は出てきそうだが、このまま成長していけばチームがB1まで行ったとしてもそこで活躍することが十分に可能だろうと思う。
 大学も上級生になってからようやく身体作りをしたとも伝えられており、そういう意味では晩成ともいえる。
 伸びシロは十分で楽しみだ。

[44]栗野 譲
 22G 7.7MP 2.1PTS
 今季からチームに加入した大ベテラン。
 けっして器用なタイプではないが経験に裏打ちされた技術と判断力、そしてサイズとパワーで、特にチームが仕上がり切らなかった前半戦はメインのPFとして試合に出続けた。
 特にオフェンス時のスクリーンやスペーシングに感じさせるインテリジェンスが最大の魅力なのだが、そこが上手いがゆえに最終的に相手が「栗野にミドルを打たせる」ことを選択してしまうきらいがあり、今季はそこが決まっていないのが現在やや出場機会が限られている要因なのかもしれない。
 が、出場機会がないからと言って彼の価値が減るというわけではなく、好プレーが出た時のベンチでの救命パフォーマンスだったり、良くないプレーが続いた時の叱咤激励だったり、そして、ツイッター上などで垣間見せるあらゆるものへの探求心だったり、ベテランとして、ムードメーカーとしての役割は数字ではけして表しきれないものだろう。
 「老いたる馬ぞ道は知る」ではないけれど、国内外を渡り歩いたベテランが導く道を通り、B1までの一気駆けといきたいところだ。
闘鷲降臨 バスケ Bリーグ ファイティングイーグルス
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闘鷲降臨~2017-18シーズン前半戦レビュー 選手編その1 #FE名古屋

2018/01/16 11:24


ということで、ニューイヤー&オールスターブレイクの週末も終わったところで、前半28試合を終えたFE名古屋各選手についての雑感などを。

凡例:G→出場試合、MP→平均出場時間、PTS→平均得点、TRB→平均総リバウンド、AST→平均アシスト、STL→平均スティール、Blk→平均ブロック、TOV→平均ターンオーバー、PF→平均ファウル


[0]ハーバート・ヒル
28G 23.2MP 13.1PTS 7.7TRB 1.1Blk
 今年から加入したベテランセンター。
 昨季に居たソロモン・アラビほどの絶対的な高さはない代わりに平面の機動力に優れ、水準以上のパワーと技術で得点を重ねる好選手、なのだが。
 どうやらフラストレーションを内に溜めこむタイプであるということ、溜めこんだ時に集中力が切れることで、プレーの波がどうにも激しいことが結構大きな欠点であることも見えてきた前半戦だった。
 とはいえ、同僚の外国籍センター、ジョシュ・ホーキンソンが現状出来ないことが出来るという選手であり、彼の集中力の持続時間がチームの成績を大きく左右しそうだ。

[1]宮崎 恭行
0G
 膝のケガから復活を目指すシーズン。
 チームとの契約をしつつ、前半戦をコンディションの回復に充てるのは織り込み済み…のはずだったが、復帰へ試運転をそろそろ、といったタイミングでどうやら膝とは別の個所を故障してしまったようで、復帰は先延ばしとなってしまった。
 その後はチームのガード陣の怪我が相次いだところで大学4年の特別指定選手が加入したこともあり、スーツの状態で会場で見かけることも増えてしまっている。
 前半戦でベンチ登録をしているときのシュート練習を見る限り、今もってチームのなかで外のシュートが最も上手いという印象を持たせるほどの技術の持ち主で、彼の膝がチームの生命線でもある激しいディフェンスに耐えられるレベルに回復するよう、祈らずにはいられない。

[2]福澤 晃平
28G 26.6MP 11.7PTS 2.5AST 1.4TOV
 昨季ルーキーながら得点源として活躍したが、今シーズンはより得点手段の幅を広げるべく、かなりインサイドへのドライブからフローター等を使ったフィニッシュを意識して臨んだ前半戦になった。
 結果として最初の何試合かは意識が行き過ぎて全く3Pが入らず(最初の8試合で10%台)苦労したが、9試合目の茨城戦で3Pが4/6を記録するとその後はシュートタッチが戻り、28試合経過時点では昨年よりも確率の良い41.5%で、B2で3P%4位につけてみせている。
 タッチが戻ったうえで昨年よりも中に入ってのフィニッシュやそこからのアシストの展開の精度、相手に圧力をかけ、隙を見てスティールを狙う守備は明確に力を増しており、数字以上に密度の濃い活躍をしている前半戦と言えるだろう。
 玉に瑕なのは守備のプレッシャーをかける意識が高まるあまり、前半からファウルがかさむ試合が増えていること。
 身体が良く動くという状況と比例するようで、調子がいい日ほどファウルトラブルで時間制限がされてしまうこともままあるのが極めてもったいない。
 審判にアジャストすることと相手へのプレッシャーを両立するという意味でも激しく入りつつで最初の1つは仕方がないが、その後の2つ目をどこまで我慢するかでチームの流れも変わってくる。
 愛媛戦を見ていても最後まであきらめずにアタックを繰り返す姿は「エース」という称号に相応しい選手になってきている。
 その看板を掲げつつ、どれだけ長い時間プレーのクオリティを維持できるか、後半戦に期待したい。

[5]伊藤 大
24G 8.5MP 0.4PTS 0.5STL
 今シーズンからキャプテンに就任。
 攻撃面では出来ることが限られることもあり、チームの攻撃があまりうまく回っていなかった序盤戦は出場時間が限られることが多かったが、チームの得点面の安定とともに、対戦相手の有力なハンドラーやウイングに張り付くことができ、ローテーションで大きい相手にマッチアップしても穴の開くことのない高い守備力が買われて出番が増えてきている。
 実は30分換算でだと1.9STLとB2でもトップクラスの数字で、時折見せる目の覚めるようなブロックも含め、ディフェンスで魅せる選手でもあるが、それだけでなく、試合中特に試合の流れが良くないときに積極的にハドルを組んで方向性を意識付けし直す姿もよく見るようになり、リーダーシップ面でもなくてはならない存在。
 後半戦に向けては守備はもちろんのこと、明らかにアンパイと思われている攻撃で、今季は結構入っている3Pを一日一善していただけるとありがたいところだ。

[11]杉本 慶
28G 22.8MP 6.9PTS 3.0AST 1.2STL 1.2TOV
 昨シーズンの怪我人続出の状況でPGを務めるようになったことで、オールラウンドなハンドラーとしての才能が開花しつつある。
 数字的な派手さや福澤のような爆発力があるわけではないが、40%を超える3P%、50%を超える2P%、80%近いFT%、目の覚めるスピードはないが優れた反射神経でリバウンド、ルーズボール、スティールを奪い、広い視野とパスでAST:TOVは2を超える。
 自分より大きい相手も守れる粘り強い守備も含め、攻守ともに極めてクオリティの高い、穴の少ない選手。
 バランスが良すぎるがゆえに一段上が望みにくいという贅沢な状態だが、成長次第ではB1からだって声がかかっておかしくない選手だと思っている。

[13]成田 正弘
23G 25.4MP 6.9PTS 4.5AST 1.1STL 2.1TOV
 昨季途中から特別指定選手として加入し、フルシーズンは今季から。
 昨年よりよりリングへのアタックとそこからのアシストの意識が増したようで、ハンドラーの役割を分け合いつつやっている中で4.5AST、AST:TOVが2以上で推移しているのは見事な数字と言っていいだろう。
 特にスピードを活かしたドライブインはチーム内でもNo.1で、当たり負けしない上半身を活かしつつスピードで切り込むプレーはチームの大きな武器になっている。
 同様にスピードと上半身の強さが活きているのがディフェンスで、当たり負けもせず手足も速く動く彼の守備で相手のハンドラーがスローダウンするシーンは今季何度となく目にしており、怪我で欠場した5試合のチームの苦労ぶりがかえって彼の価値を際立たせたといっても過言ではないだろう。
 ハンドラーとして厳しいタイミングでもシュートを打たなければいけないというハンデは存在するにしてもFG%30%は低く、シュートセレクションの向上と技術でどこまでの確率を伸ばせるかは、彼個人のこれから先とチームの行く末を両方左右することになりそうで、彼がいかにしてここからさらに殻を破るのかを楽しみにしたい。

[14]兒玉 貴通
23G 12.0MP 3.5PTS 1.8AST 0.4TOV
 今季大塚商会アルファーズから移籍。
 チームでもひときわ小さい選手ではあるが、スピードを武器にローテーションに定着。
 スクリーンを使った後のプルアップジャンパーの精度はおそらくチームでもNo.1のはずで、PGとしてミスも少なく、リズムを変えられるハンドラーとして重宝された前半戦だった。
 一方でそのサイズのなさは常に相手の狙いどころともなってしまっていて、彼の弱点を隠しつつ良いところを引き出すにはどのように使っていけばよいのかはまだあまり定まっていはいないように思う。
 そういう意味では成田の怪我がある意味大きなチャンスとなったのだが、そのタイミングで怪我をしてしまったのは不運だった。
 今後は特別指定の伊藤大和もハンドラーとして扱われる公算が高い中、どのような役割でチームに貢献し、出場時間を確保していくか、チャレンジの続くシーズンとなりそうだ。

(その2へ続く)
闘鷲降臨 バスケ Bリーグ ファイティングイーグルス
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赤鯱随想~デプスチャート2018.01

2018/01/15 13:03


昨日、2018年新体制発表会が行われた。
途中ランゲラックの移籍発表というサプライズ()もあったものの、補強はこれでひと段落、とのことで、現時点ではこれ以上の選手加入はないらしい。

選手の動向が落ち着いたところで、現時点でのデプスチャート(各ポジションの選手層を現した表)を作成してみた。
フォーメーションとしてはいろいろ考えられるが、3-4-2-1ならこんな感じだと思われる(左から順に現状の序列の高いと思われる選手)。

GK ランゲラック 楢崎 武田 渋谷
CB 宮原 櫛引 ワシントン 畑尾 新井
LWB 和泉 内田 杉本 深堀
RWB 青木
CH 小林 長谷川 秋山 八反田 梶山
ST シャビエル 佐藤 玉田 押谷
CF ジョー 大垣 松本

4-4-1-1ならこんな感じだろうか。

GK ランゲラック 楢崎 武田 渋谷
CB 櫛引 ワシントン 畑尾 新井
LSB 和泉 内田 深堀
RSB 宮原
CH 小林 長谷川 秋山 八反田 梶山
LSH 佐藤 杉本
RSH 青木 押谷
ST シャビエル 玉田
CF ジョー 大垣 松本

一応のポイントとしては、考え方はいろいろあるだろうが田口が抜けた穴および資質を考えて、秋山は本職のポジションに置いている。
また、深堀は今シーズンもアウトサイドの後ろの方で研修と考えてのポジション。
あと、現状リハビリ中と目される選手の序列は一番下に置いている。
選手構成としては複数ポジション出来る選手も多いので見た目よりも冗長性は確保されていると思うが、こと選手層という意味では、

・ジョーの次がルーキーとリハビリ中の2年目で、緊急事態には佐藤押谷あたりを起用するしかないCF
・ナチュラルポジションという置き方ではそれぞれ1人ずつになってしまう右の後ろのポジション

については現状「ひとり抜けたら崩壊しかねない」選手層となっている。
特に右の後ろの方はかなり深刻で、深堀は右サイドで試されるケースも増えそうだし、そういう意味では今年3年になったユースの菅原くんを学徒動員するケースも出てくるかもしれない。
また、まだリハビリ中の選手も2人ほどいて、練習時のミニゲーム紅白戦でチーム組むのもギリギリの数字。
他のポジションも盤石なのはGKくらい。
ボールを使うメニューを中心に質量ともに厳しい練習を課すのは風間監督の基本的なやり方になるが、負荷やコンディションのコントロールには相
当な気を遣うことが必要で、フィジコの菊池コーチが抜けた分も含めて、首脳陣側の手腕が試されることになりそうだ。
赤鯱随想 サッカー グランパス
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