fool's paradise ~愚者の楽園~

蹴球や籠球や野球や色々な記事を徒然に書き綴ったりメモったり。

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Nacky

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トップ絵はヨメである
いしだりえの絵を拝借。
僕がモデルではないのだが、
似すぎw

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【赤鯱随想】目的のすゝめ【闘鷲降臨】

2018/04/04 15:13

盟友(あえてこう呼ぶ)であるみぎ(https://twitter.com/migiright8)さんがブログにこんなエントリを書いている。

『シーズンを共に戦うということ - みぎブログ』
http://migiright8.hatenablog.com/entry/2018/04/04/080000

内容としては「昨年変わることを決断したチームの現況について、長い目で見守っていきましょうね」ということを呼びかけるもので、個人的にはとても共感できるものであった。と同時に、チームとファン・サポーターの関係について、少し考えさせられるものでもあったと思う。

 そもそも人間が趣味に求めるのは「気分の良い時間の過ごし方」のはずだ。スポーツ観戦にもそれは当てはまるのだけど、贔屓のチームや選手がいる場合、満足度がその成績に左右されてしまうのが困りものだ。プロスポーツチームの経営は常にそういう「お客様の気分」との戦いになるわけで、中の人の苦労は想像に難くない。

 ただ、その苦労は本来、チーム側だけが背負うものでもない。自分が好きで選んでいる趣味なのだから、自分で自分の機嫌を取る責務からは逃げられないのではないかと僕は思う。少なくともそこにいると決断をした限りは受け入れなければいけないものはあるし、受け入れられないから距離を置く、だって立派な選択肢のはずだ。

 で、その場にとどまって応援し続ける、見続けると決めたとしても、チームの状況によってはしんどいこともある。どうしてもチームの成績や振る舞いに対して、不満や不安と無縁ではいられないわけで、そんな時に何を心に置いておけばいいのか。僕の個人的な意見なのだけど、まず自分の中で、そのチームに求めるものを定義しておくと楽になるように思う。「スポーツ 目標」でググると画像の一番上に「目標設定用紙」というのが出てくる。これと似たようなことをやっておくこと、そしてチームから発信された情報なども含めて「現状を知る」ことで、少なくとも「先が見えない」「どうなっていくか分からない」という不安は減るように思う。もちろん発信が少ないスポーツの場合、少し自分で勉強していかなければいけない部分も出てくるけれども、知らないことによる不安が不満を増幅させることがなくなるのは、大きなプラスをもたらすことが多いのではないだろうか。

 先ほどの目標達成用紙を「ファンとしてチームに望むこと」に置き換えると、こんな感じになると思う。

【夢のような望み】

【最低限の望み】

【30年後の望み】

【10年後の望み】

【3年後の望み】

【1年後(シーズン終了時)の望み】

【本日の試合の望み】


もっと細かくしてもいいけど、こんなイメージで。これを書くことで、自分がそのチーム(や選手たち)に何を望むのかを具現化できていたら、そして、それがチームの目指すものとある程度一致すると認識できていれば、目の前の試合の結果に、必要以上に引っ張られることもなくなるというか、一つの負けや多少の流れの悪さにも耐えていけるのでは、なんて思ったりしている。

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闘鷲降臨~過而不改、是謂過矣(17-18GAME48-49)#FE名古屋

2018/04/03 15:43

過ちて改めざる、是を過ちと謂う。(論語より)

ミスがあったり上手くいかなかったときに改めないことこそが過ちであって、それは「継続が良いこと」というのとはまた別の話なのではないか、という風に思わされた週末のアースフレンズ東京Z戦2試合。

【Game1】
 試合なんてなかった。

 真面目に言うと、前節からの脚の動かなさはこの日も続いたがアスフレの攻撃も出来が良くなくロースコアで折り返した前半から、こちら側は不出来なまま守備が崩壊して惨敗した、というそんな試合。ハーフだけで57点取られていたらどんなチームだって勝てはしないわけなんだけども、シュートが入り始めた柏倉だったりバワーズだったり、FEが対応で重い腰を上げたところで目先を変えるアスフレの戦い方の引き出しの多さに後手を踏み続けたという試合になった。

【Game2】
 前日の試合の反省もあってか、試合序盤から打つ手も早くコート内外で積極的なFE名古屋は最初の5分以外は常に先手を取り続けて3Q終了時点で19点のリード。そして迎えた第4Q。10分間プレーしてフィールドゴールは開始直後のジーの1本のみ。その後の約6分で取った得点はフリースローの1点という体たらくでリードを溶かし、最後は誰が見ても3Pを打ってくるという状況でアスフレの西山での勝負を2本連続寸分たがわぬセットで決められるというゆるふわぶりだったが、時間に助けられて何とか逃げ切り、という内容であった。

【我慢と傍観の境界線】
 渡邊HCの采配は「我慢強い」と言えると思う。タイムアウトを極力残そうとする采配とか。タイムアウトくらいの時間がとれれば、わりと修正もできるんだけど、タイミングはかなり引っ張る傾向。で、我慢強さが行き過ぎて、選手への他力本願となってしまうことも少なくない。今節2戦目の第4Qあたりはまさにそんな感じだった。公式に出ているコメントを読んでもまさに選手での解決を期待していたようだし。これが正しいかどうかはその試合に課せられた目的によるので一概には言えない。例えば現状のFE名古屋でいくと、どのみちワイルドカードの争いも出来ないから目先の勝ちを拾うより、選手の成長を促す、という考え方はアリだと思う。1年半ほど見ていても、渡邊コーチにはそういう教師然としたところがあるように見えるし。

ただ、同時に「タイムアウト以外での修正方法が乏しい」という風にも映る。我慢強さは選手に対しても適用されるので、交代で選手を入れ替えて何か別のことを、ということもあまり行わない。あくまでコートで起こっていることについてはまず選手に対処させる、というのが基本のようだ。

 この考え方だと選手側にそれに対応できるだけの技術的戦術的バックボーンがないと流れに抗えずにリードを手放したり、逆に相手にリードを与えることになる。攻撃は自分からアクションを起こす、守備は相手のアクションに対応するという違いはあるけども、どちらにせよ戦術的バックボーンは「こう来たらこう動く」「こう動いた時に相手がこう動くならこうする」というようなことの集積以外にはありえないわけで、「選手に任せるというのであればそれは事前に仕込んでいるのかい?」というのが正直な疑問だ。実際に2日目ラストのアスフレの追い上げの時の西山の2本連続の3Pシュートのセットは全く同じだったわけだけど、僕の記憶が確かならば秋に対戦したときにも同じようなセットで西山にやられていた。となると事前に「西山を使うこういうセットが存在する」ということは認識が可能なわけで、事前にそれが仕込まれていてああなのか、そもそも仕込まれていないのか、というのは大変気になるところ。

【激闘!中地区】
 今節の結果、茨城がさらに差を詰めて2ゲーム差で群馬と並ぶこととなった。FEを含めた3チームの勝敗と今後の日程は以下の通り。(HはホームAはアウェイ)

FE名古屋 30勝19敗

HHAAHHHHAHH
金金茨茨群群岩岩信青青
沢沢城城馬馬手手州森森

直接対決:対群馬2勝2敗(残2HH) 対茨城1勝3敗(残2AA)

群馬 28勝21敗

HHHHAAAAAHH
福福信信FF茨茨東広広
岡岡州州名名城城Z島島

直接対決:対FE名古屋2勝2敗(残2AA) 対茨城3勝1敗(残2AA)

茨城 28勝21敗

HHHHAAHHAAA
信信FF岩岩群群金福福
州州名名手手馬馬沢島島

直接対決:対FE名古屋3勝1敗(残2HH) 対群馬1勝3敗(残2HH)

3チームで比べると目に見えて相手が厳しいのが群馬ということになりそう。ホームとはいえ福岡と広島を残しているのは厳しい。あとは3チーム同士の直接対決(全チーム4試合ずつ残す)次第だが、FEにとっての天王山は4月14日15日のアウェイ茨城戦だというところは間違いないだろう。ここで万が一連敗するようなら直接対決の考え方からも完全に逆転を許すことになる。逆に2勝すれば地区優勝も大きく近づく。

上を見ればもちろんキリがないがその前に地区優勝をしなければ何も始まらない。残り11試合、今シーズンここまでどこか緩い戦い方に終始したチームはここで勝負に徹することは出来るだろうか。

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闘鷲降臨~灰色の水曜日(17-18GAME47)#FE名古屋

2018/03/29 12:14

何もなかったように 雲は流れていくさ 灰色の水曜日よ(by ARB)

 とはいえ流してはまずい今シーズンの水曜日開催の試合、0勝3敗の現実。中2日での試合が難しいというのは間違いないのだけど、それは相手も同じこと。もう少しBリーグの集客が安定したら水曜開催の前後は「金土→水→日月」のように中3日取るのがベターなんだろうけど、間隔を空けるために2日も休日開催→平日開催に振り替えるほどの状態にないのは現状では仕方のないことでもある。

 昨日はそんな背景での敗戦だったわけだけれども、これがまあ選手たちの脚の動かないこと動かないこと。それは守備面でのカバーローテの遅さにも出ていたし、それ以上に顕著だったのが攻撃面での粘りのなさだった。脚が動かないから横や後ろへのパス、ハンドオフに逃げざるをえなくなる。ドライブやカットが出来ず、偶然できてもボールホルダーが圧力に負けているからパスするタイミングを見逃す、下半身で粘って正しい姿勢を保てないからファウルももらえない。

 確かに昨日の審判は傍目から見てもかなり基準が怪しかった(似たような当たり方でも取ったり取らなかったりが多かった)のだけど、その判定が信州有利に偏ったように見えたのはどちらかというと「圧力に負けている姿勢でのプレーだから取ってもらえない」「いつもより脚が動かない分手で誤魔化す」といった部分がこの日の審判の「ファウルを取りやすい」プレーに噛み合ってしまったという側面が強いように思う。

 前々節の秋田戦の時にも少し触れたけど、バスケにはシリンダーという考え方があって、ブロッキングやプッシングというのはそのシリンダーに誤った作用をしたことによるファウルと言える。これは前提としてそのシリンダーの軸がある程度しっかりしていないと吹きにくい=自分から避けたのか、押されたのかが判断しにくい、というのが審判から見た接触プレーということになる。これは手を使ったプレーにも言えることだけど、要はある程度強さのあるプレーをしないと、審判の判断はフェアコンタクト寄りに見えてしまうわけだ。

 秋田戦の特に2戦目の前半はそれが上手くできていていい形でファウルを吹いてもらえていたけど、体力と精神力を消耗した後半は吹いてもらえなくなったというのはそういうことで、この試合についてはそういう状況が前半のかなり早いうちから起こっていた、というのがこの試合の真相だったかな、とは思っている。

 繰り返しになるけど昨日の審判は取ったり取らなかったりの基準がすごく怪しかったのは間違いないんだけど、それは別にFE名古屋に対してだけの話ではないし(信州の選手もむしろ避けたくらいの動きでバスカン取られてたし)、坂本がレイアップをブロックして相手選手と絡んで倒れた後、起き上がって走ろうとした坂本の足元にわざと転がってこかしに行った選手に案スポーツマンライクファウルを宣告したあたりはちゃんと見られていたわけで、判定の偏りという話よりはそもそも身体接触への基準を引くのが下手だったという風に傍目には映った。恣意的に偏らせた判定でない限りは選手たちは判定にアジャストする義務があるわけで、昨日はそれが出来ない状態だったね、というのが全てということだろう。

 最初に書いた通り、中2日での試合という意味では相手も同じこと、どころか短いとはいえ移動があるという意味では信州の方が不利な条件なはずで、それでこれだけやられたこと、そして水曜開催でまだ一つも勝てていないことを考えると、水曜日の試合に向けたコンディションの作り方の問題なのかもしれないし、昨年の終盤失速がライセンス問題の精神的なものだけでなく疲労等の肉体的なものがあったと仮定するならば、シーズン通期でのコンディショニング、ピーキングの問題の部分もあるかもしれない。そう考えると選手だけに責任が帰結できる話でもなくて、練習と試合との負担を考えながら体力部分をコントロールしていくという部分に首脳陣がどれだけ気を遣えるかということにもなってくる。

 どちらにしろ「しっかりした練習を背景に、しっかりした守備から」が売りのチームが脚が動かなければ勝てるはずもないし、他のチームも同じような日程でゲームをしている以上、「脚が動かなかったので負けました」というのは言い訳にもならないわけで、そういう状態の時でもチームを動かす方法、点を取る方法、守る方法、総じて「悪い時にどうしのいで粘るか」という課題をまたもや突き付けられた格好となった。

 コート内外を問わず課題の多いチームではあるけれども、それでもチームが前を向いているのが救いだし、ポジション的にもまだ何も諦めるようなところではない。一朝一夕でいかない部分もたくさんあるが、一歩一歩前に進んでほしいし、そうできるよう背中を押したいと思う。その先にあるはずのバラ色の日々にたどり着けるように。

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闘鷲降臨~「点を取れなければ勝てない」(17-18GAME45~46)#FE名古屋

2018/03/26 18:27

そして「守れなければ、勝つ資格がない」

というフレーズが思い浮かんだ、そんな2連戦。

仙台89ERSは先シーズン降格し、初のB2を戦っているわけだが、開幕節を連敗スタートするとその後も全く調子が上がらず、借金8。無人の野を行くがごとき強さで突き進む同じ降格組の秋田とは大きな差が出来てしまった。躓きに対して選手からも「B2を舐めていた部分はあった」というコメントが序盤の報道にあったが、その後も1試合辺りの平均得点がB2上位の状況で「得点が足りない」なんてコメントが飛び出したりと、傍目にも迷走している印象が否めない。

一方のFE名古屋は熊本、福岡に続いて秋田にも連敗。何とか中地区の首位に立ってはいるが、もしプレーオフに出られたとしても「まだ一度も勝ったことがない相手に勝つ」というミッションが科せられることとなった。シーズンも残り約1/4、進歩は間に合うのか、というところ。

【Game 1】

 現地観戦。珍しく1階席が満席で、2階からの観戦。

 結果としては最後は引き離しての快勝。外がすごく決まっていたということはなかったが、要所でリングをしっかりアタックしてイージーバスケをもぎ取れていたことが勝因。

【Game 2】

 この日は途中14点までリードを広げて良い良い、などと思っていたらその後5本連続3Pプラスαで逆転されて、その後必死こいて追いついたと思ったら同点の残り13秒で攻撃のミスから走られて1対3、万事休す、と思いきや相手が攻めきれずOT。最後もここを入れたら楽になるというFTを坂本ったりして詰められたりと壮絶な譲り合いの上で3点差勝利となった。

【仙台のアンバランスさ】

 仙台89ERS、開幕の時にはあまり印象がなかったのだけど、改めて数字を見ても実際のプレーぶりをみても改めて守備に課題があるということがよく分かるプレーぶりだった。特に、前節対戦した秋田とは雲泥の差。ガードの1on1スキル自体ありそうだけどボールマンに強い圧力がかかるわけでもない、というかドライブへのカバーが全く当てにならないので抜かれない距離で守るしかない、という方が正しいかもしれない。そして抜かれたらあっさりリムへのアタックを許してレイアップで加点出来てしまう。パスをキックアウトしたり回した際のクローズアウトやカバーローテーションもスピードに乏しく、かなり成長したとはいえまだまだ改善の余地ありのFE名古屋のスペーシングでもしばしばびっくりするようなオープンが出来ていた。

 その一方で基本的なシュート力は高く、少し圧力を緩めるとびっくりするようなシュート力を発揮するのも仙台の特徴で、それは今節の2試合でも十二分に発揮されていた。ノーマークを作り出すのが上手いかというとそうでもないのだけど、少しのズレでも思い切ってシュートを打てる、そしてそれが入るというのがこのチームのいいところなのだろう。ただ、こういう「守るべきところで守れない」チームはよほどの図抜けた攻撃力がないと成績は安定しない。バスケは自分たちが点を取っていてもそれ以上に取られていれば勝てないスポーツだ、ということを改めて思わせる仙台の現状だと思う。

【不思議の勝ち】

 そんな仙台にあわやのところまで追いつめられたFE名古屋だけど、何が起こったかと言われれば特に2試合目の3Qあたりは相手に楽をさせすぎた、というところだろう。それは「緩めの守備、ともすればノーマークでもシュートが落ちる」と思われて相手に守備での負担を押し付けられなかったという部分でもあるし、点差がついたところでクローズアウトの迫力が緩み、相手に楽なシュートを入れられてシューターをノせてしまった、という部分でもある。途中で割り切って「とにかく近めのとこからでも点を取っていく」方針にしたことで最終的には得点を止めず、OTに入っては外のシュートも入って勝ちを拾うことが出来たが、40分間自分たちのやるべきことを続ける、という意味において秋田福岡とは差があることは改めて浮き彫りになったように思う。特に、守備から勝つチームをモットーとするのであれば、相手の3Pシュートを5本連続で成功させて、14点のリードを数分で溶かしてしまうような状況は問題が大きいのではないだろうか。

 とはいえ、群馬が秋田に連敗して3ゲーム差がつき、FE名古屋は地区優勝へのマジックも点灯した状況。ただ、今シーズンの最終目標を考えると、地区優勝は手段であって目的ではない、とも言える。シーズンはあと1/4。ようやく見えてきた地区優勝のそのまた先に向けて積み上げがどれくらい出来るか、残り1ヶ月半を楽しみにしたい。

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闘鷲降臨~40分間闘えますか(17-18GAME43~44)#FE名古屋

2018/03/19 17:31

Vo. 牛若丸三郎太(嘘)

途中までは希望を持てたからこそ、絶望もまた深くなる、そんな2試合。

【秋田の強み】

 秋田というチームが強いことはここまでの成績を見ても一目瞭然。何せここまで38勝4敗。強みは数字とか事前のリサーチで分かっていたことなんだけども、実際に試合をしてみるとそれを可能にしているのが何なのかは良く見えてきた。

 秋田の強みは手と足を動かし、相手の視界と判断力を奪うべく、40分間圧力をかけ続けるディフェンス、そしてそれをイージーバスケットに結びつける走力だ。ただ、こういう前に出る守備は3つのデメリットを伴う。1つは体力消費の問題。2つ目はファウルトラブル。3つ目が「矢印の逆を取られる」バックドアやドライブインでのイージーバスケを許しやすい、という部分。

 1つ目の体力問題と2つ目のファウルの問題の半分は、ローテーションを10人で回して疲れたらどんどん替えていく、という形で賄っている。FE名古屋との2試合でも中山と田口が30分近い出場、というくらいで、他の選手は外国籍も含めて10分~20分前後の出場という形で10人ほどが並んでおり、誰が出ても守備の圧力が落ちない。なお、それでもファウルは多くなる。これは仕方ないと開き直っている模様。

 そして、3つ目の「矢印の逆を取られて抜かれた」場合は脆さも見せる、のだけど、ここで壁となれるのがコールビーとスパイクスのインサイド外国籍の選手。2人ともリム周りでの高さがあり、十分な形で待ち構えられるとB2くらいの日本人のフィニッシュ力ではどうにもならない。この2人のブロックを安心材料としてひたすら前への圧力を高め、上手くハマらなかったら諦めて次同じように継続して圧力をかけ続けるわけだ。

 というわけで、秋田と相対するチームは、まず間違いなく、抜いても抜いても愚直にプレッシャーをかけ続けてくる相手の矢印の逆を取り続ける、ということを40分間続けることを要求される。その上で外国籍選手が日本人のハイプレッシャーの穴をカバーする構造をどう壊すか。さすがに秋田もゾンビやバーサーカーではない人間なので、構造を壊されたうえで抜かれたりファウルが嵩んでこれば足も鈍る。が、大半のチームはそこまでたどり着けない。今節のFE名古屋もそうで、それが実行できたのはどちらの試合も最初の20分までだった。

 ちなみに今季の秋田の4敗のうち2敗は福島によるものだが、彼らはアラビという嫌でもインサイドで目立つ選手がいるので、秋田の外国籍が日本人のリムアタックに対して簡単に飛べない下地を作っていたのではないだろうか。そういう意味ではFE名古屋はギャレット・スタツの離脱は若干影響していたかもしれない。

【40分間継続する強さ】

 昨シーズンのFE名古屋は西地区3強に1勝5敗、西宮にも負け越しと強いチームに対抗できないひ弱さを見せていたが、結局のところ今年も自分たちより勝敗が良いチームには0勝6敗という結果となった。昨年のような、出来上がっているチームではないということを考えると致し方ない部分もあるのだけど、この「強いチームに抵抗できない」感覚がチームとして染みついたものでなければいいけどなあ、と思わずにはいられない。

 今節について言えば、良い時間帯は間違いなくあって、しかもそれは点差が開いて相手が流している時間帯ではなく、勝負の行方が分からない時間帯であったというところは価値があるし、自信を持っていいところだと思う。その上で、現在の上位陣との最大の差「どんな相手、どんな流れでも自分たちの強みをやり切る、抜かない」というところを突き詰めていくべきだろう。

 幸いなことに直接のライバル、群馬も調子を落として自分たちよりも下の位置にいてくれている。今回の敗戦を糧に、5月のリベンジの機会に向け、さらにハードに日々を過ごしていってほしいところだ。

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